14歳の唄

 

名前も呼んでくれなかったし

ちゃんと話してくれなかったし

それでも今でも忘れられない 思い出してしまうのは

ねぇ、どうしてだっけ?

 

三段目の引き出し開ける度

見つけてしまうプリクラは

もう別に捨てていいんだけどさ

捨てていいんだけどさ

 

どうにもできなかったあの子のこと

どうにもしなかった二人のこと

 

変わってしまった公園 14歳の二人がいた

あの頃に戻ったみたいだなぁ

あの日と同じ春のにおいが

君を連れてくる 

 

あの日は12月だった 最後は5月だった 

誕生日は6月 

一緒にはいれなかったけどさ

今も覚えてる

 

いつになれば消えるだろうか

 いつになっても消えないだろうな

 

着信は君の好きな歌 14歳のラブソング

あの頃に戻ったみたいだなぁ

ピンクの点滅がうれしかった

 

あの頃には戻れないけど